宮澤・レーン事件を考える会

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「宮澤・レーン事件を考える集い」のお知らせ(2025-12-14)

2025年11月22日 by admin_okui

1941年12月8日、太平洋戦争開戦の日に起こったスパイ冤罪事件”宮澤・レーン事件”、その日を忘れてはならないと毎年開催している集いです。       

安保法制を強行採決してから10年、集団的自衛権の容認は今日の高市発言を生み出すまでになりました。特定秘密保護法、共謀罪法、経済秘密保護法・・・憲法が保障する国民の知る権利や思想・良心の自由はどうなるのでしょうか。

治安維持法研究の第一人者、荻野富士夫氏を招き「新たな戦前」を許さないために皆様と学び合いたいと思います。

多くの皆様の参加をお待ちしております。

     

     毎日新聞11月19日               北海道新聞11月21日           

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ダーチャ・マライーニ来日の報告6 札幌ー4

2024年11月23日 by admin_okui

ダーチャ、北海道大学を表敬訪問

6月18日14時からの北大表敬訪問は、ダーチャ、望月、唐渡、石田(通訳)、北明の5名で行いました。
北大は寶金清博総長の都合がつかないということで、山本文彦理事・副学長(文書館館長)が応対しました。事前に「交渉の場ではないので案内板、モニュメントのことは言わないように」と総務部長にクギをさされ、時間も15分と言われていました。
訪問メンバーの紹介後、ダーチャさんの来日以来の行程を簡単に説明し、「それでは最初にダーチャさんからお話させていただきます」と進めました。細かい打ち合わせはしていませんでしたが、ダーチャの後に唐渡先生、望月さんに一言ずつ話してもらおうと思っていました。

ところがダーチャが話し始めるとほぼ20分、休みなしです。全体15分が25分に伸び、同席した事務方から「予定時間を過ぎ、次の予定もありますので」と言われ、唐渡先生、望月さんは話すことなく終わりました。

ダーチャは初めに「今の時代は消費文化の時代だ。イタリアでもひと月に70,000冊の本が出版されるが、約半分は捨てられる。私たちは消費文化の時代において、大切なものを忘れてしまいがちだ。しかし、忘れてはならない記憶がある。それが宮澤・レーン事件であり、『心の会』である。ぜひそれらを具体的な形のあるもので残し、後々の人がそれを見て思いだし、語り合えるようにしていただきたい。」と話し始め、山本副学長は「私は西洋史を研究している。歴史を学ぶことはよりよい未来、よりよい社会を築くためだ。おっしゃることは理解できる。」と答えました。

会談はこのようなやり取りが続き、最後にダーチャはサインの入った『 Vita mia 』を贈呈し、退室する前に4名の記念写真を撮って終わりました。

会議室を出ると本部前の広場で新聞社や迎える会のメンバーが待っていました。「先ほどの面会があなたの旅の最後のイベントでした。今すべてのイベントを終えた感想は?」という問いに、ダーチャはおよそ次のように答えました。

「特に写真展は心が動かされた。不幸なことに、この場所は事件の証言となるものが何もない。たとえば、私たちが2年間住んだ教員官舎は壊されてしまった。だから、写真と文書に残された記憶に心動かされた。そのいくつかは知っているものだったが、知らないものもあった。私にとっては、父や宮澤さん、そして当時の友人、心の会のメンバーと共に写る写真を見ると、とても感情を動かされる。それらは重要なのだ。日本の人びとが外国人と関係を築いていた好例だから。そのことは何も悪いことではなかった。経済的なつながりだけでなく、知的、文化的、社会的な関係を持つことは必要なことだ。心の会はその好例だった。それは今日でも言えること。だから、宮澤・レーン事件に取り組むことは重要なのだ。若者は彼を知り、戦争で何が起こるのかを知るべきだ。」

帰りの車の中で「私は言うべきことをしっかり言ったわ」とダーチャは語りました(望月さん談)。写真展見学と北大表敬訪問、札幌の最終日をいい形で終えました。

北大表敬訪問に向かう
山本副学長、ダ―チャさん、唐渡当会代翻訳家望月さん

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今年も秋晴れのもと、北大に宮澤・レーン事件を訪ねました。

2022年10月26日 by admin_okui

毎年秋に行っている「北大ピース・ツアー~宮澤・レーン事件を歩く」が今年は10月22日(土)の午後に行われました。前日の予報と違って当日は汗ばむほどの陽気でした。

参加者10数名、北大に「案内板とモニュメントの設置を」と申し入れた直後のツアーで、初めての参加者にはとりわけ大きな感銘を与えたようです。

クラーク像―古河講堂―聖蹟碑のところでは、札幌農学校のリベラルで民主主義的な学風が次第に国家主義に組み込まれ、日中戦争の前年の1936(昭和11年)には北大を大本営にして陸軍特別大演習が行われたこと、事件はそうした歴史的な背景のもとで引き起こされたことを学びました。

総合博物館では 昨年12月から今年1月末まで行われた「宮澤・レーン事件特別展」の説明を受け、生き続ける札幌農学校の精神を展示を通して学びました。

外国人教師官舎跡では戦後再来日したレーン家によく出入りしていた幹事の一人から、事件の顛末と「心の会」のとてつもなく大きな意義について説明を受けました。

北大予科校舎跡では、宮澤弘幸が北大で青春時代を謳歌し、北大生の課外活動団体「文武会」の理事として、また弁論部で活躍したことを聞きました。

私たちはここで学んだことを力に、12月の集会を成功させようと誓い合いました。

クラーク像の前で北大の歴史を聞く
官舎跡でクラーク、新渡戸に始まる北大の精神を引き継ぐレーン夫妻などのが外国人教師と宮澤ら北大生、中国人留学生らの交流が在ったこと、レーン夫妻の人柄を聞く
宮澤が学んだ北大予科跡地で宮澤が北大生の課外活動団体「文武会」の理事として、また弁論部で活躍したことを聞く

官舎跡にモニュメントを要請する北大への申し入れに対する賛同署名を継続します。

8月15日北大へ外国人教師官舎跡に案内板、モニュメントの設置を申し入れましたがまだ返答はありません。そのため賛同署名を継続して続けています。御協力をよろしくお願いします。

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レーン夫妻墓前礼拝が北光教会主催で行われました。

2022年7月18日 by admin_okui

毎年、北光教会員だった1966年に亡くなられたポーリン・レーンさんの命日7月16日ごろに行われる墓前礼拝が行われました。ハロルド・レーンさんは1963年8月7日に亡くなっています。お墓には生まれてすぐ亡くなった長男のお墓とレーン夫妻の墓石が並んでいます。墓前で北光教会の指方牧師が説教をされました。「毎年レーンさんの墓前に集うことは平和の大事さとかつて戦時中に犯した教会の罪を考えるいい機会であります。この何十年、そして最近を見ても戦争はいつも安全、開放というような名のもとに起こされます。私は二つのお墓は聖書の十戒の2枚の石盤を思い起こさせます。十戒には人は殺してはならない、盗んではならない、人のものを欲しがってはならない(他人の土地をほしがってはならない)と書かれています。戦争をしてはならないということです、武力を持つということはどこまでも戦争が続くということです。力を捨てるということは最も平和を作り出していく力ではないでしょうか。大切なことは互いに愛することです。戦時中に自らに起こった不幸な事件のことを誰に言うことなく札幌の地で亡くなられ、札幌にこうしてお墓があることはレーン夫妻が札幌を愛し、札幌に住む私たちを愛しておられたことだと思います。」と。

戦後北大生であったUさんは友人たちとよくレーン家を訪れ、お茶やクッキーをごちそうになったそうですが、ハロルドさんは「汝の敵を愛せよ」という言葉をよくおっしゃったそうです。まさに レーン夫妻の愛の大きさだと思います。              

レーン夫妻と長男ののお墓
お話しされる指方牧師

  指方牧師の説教を聞く参加者

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レーン夫妻を語り継ぎ、事件の記憶を刻むモニュメントの設置をー7.16集会

2022年7月5日 by admin_okui

 

昨年は宮澤・レーン事件の80周年でした。12月4日から約2か月に渡って北大総合博物館で開催された「80周年特別展」は、宮澤弘幸とレーン夫妻を襲った不条理の事件と彼らの生涯を史実に基づいて描いた画期的なものでした。会期中の来館者は1万人を超え、多くの人たちに大きな感銘を与えました。いまロシアのウクライナ侵略を契機に憲法改悪の動き、敵基地攻撃能力の保有をめざす大軍拡など戦争できる国への動きが急ピッチで進もうとしています。そうした時何が起きるか、私たちは改めてこの悲劇の歴史に学ぶ必要があります。                              毎年7月、私たちはレーン夫妻の命日にちなみ、「レーン夫妻を語り継ぐ」集いを開催してきました。今年は、戦中・戦後の札幌北光教会とレーン夫妻のかかわりについての講演です。また北大の外国人教師官舎跡に、教師と学生たちの国籍を超えた交流と事件の記憶を刻むモニュメントの設置を北大に要請する提案について報告・意見交換します。多数の皆様のご参加をお待ちしています。

日時  7月16日(土)  13:30 ~ 15:45                                                   13:30-14:00  オープニングコンサート

第1部  講演  「北光教会とレーン夫妻」  講師  相馬 述之(札幌北光教会員)

第2部 提案「外国人教師官舎跡にモニュメントの設置を」

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春の北海道大学に宮澤・レーン事件を訪ねて

2022年4月4日 by admin_okui

今年の大雪で雪解けが遅くなっています。北大の外国人官舎跡もいつもは4月に入ったらかわいいスノーフレークの群生が見られたのですが、やっと土が見え始め、スノーフレークが3,4か所でつぼみを持ち始めました。大雪で木の枝が多数折れて落ちています。4月17日には群生が見られると思います。午後1時に官舎跡地に集まり、清掃した後、戦時中の外国人教員官舎の様子と宮澤レーン事件のつながりを話し、昭和の初めに日本に入ってきた南ヨーロッパ原産のスノーフレークについて外来植物に詳しい持田さんにお話を聞きます。

その後学術交流会館に移動し、持田さんから北大の外来植物の話を聞き、DVD完全版「レーン・宮澤事件 もうひとつの12月8日」を見ます。作家希望の方はお9オー1527-9009に連絡をお願いします。

  • 2021年群生するスノーフレーク
  • 咲始めてから時間がたって花弁が開いていました

4月17日のちらし

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今年は宮澤・レーン事件から80年!2月22日に宮澤・レーン事件を考えるつどい開催

2021年1月6日 by admin_okui

新しい年を迎えました。2月22日は宮澤弘幸の命日、その日に「宮澤・レーン事件を考えるつどい―宮澤弘幸を語る」を開催します。

 例年宮澤・レーン事件が起こった12月に開いていたつどいをコロナ禍第3波のため延期しましたが、冤罪事件で犠牲になった宮澤弘幸の74回目の命日2月22日に開催することになりました。昨年10月25日に亡くなった弘幸の妹秋間美江子さんの追悼と宮澤弘幸の遺したアルバムから彼の人間像を読み解き、報告するつどいです。日本学術会議会員の任命の拒否、学術会議への政府の圧力が強まる今、宮澤・レーン事件が私たちに教える意味を考えたいと思います。コロナ禍で会場も定員の1/2の約70名となりますが、ぜひご参加ください。

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