宮澤・レーン事件を考える会

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12月8日は宮澤レーン事件から79年

2020年12月13日 by admin_okui

 1941年12月8日、午前7時の日米開戦の臨時ニュースを聞いた宮澤弘幸は急ぎレーン夫妻の官舎に向かい「戦争は国と国との出来事、私とレーン先生の間の出来事ではありません。私は先生一家に対する信義を固く守り続けますからどうか信頼してください。」と告げ、席を立ったという。そのことを戦後解放されてから妹の美江子さんに語っています。その直後宮澤弘幸もレーン夫妻も警察に検挙されたといわれていましたが、ポーリンさんがこの日のことを帰国後、出身大学のニュースレターに「日本での監獄生活」として報告していたことが最近分かりました。【宮澤・レーン事件を考える会学習資料7 レーン夫妻を語り継ぐその3)

 レーン夫妻はその日午前8時からの北大の授業に急いで行ったものの、もう指示があるまで教えなくていいと告げられ、帰宅。ポーリンさんはハロルドの父と昼食中に警察が来て検挙され、ハロルドはその時銀行に出向いていて留守だったが帰宅後検挙されました。冤罪にもかかわらず、スパイ罪で懲役15年―12年という重罪を課せられた「宮澤・レーン事件」が引き起こされたのです。弘幸さんは終戦の年10月に解放されたものの、厳しい獄中生活で結核を患い1947年2月22日に亡くなりました。

宮澤・レーン事件を考える会では二度とこのような戦争による悲劇を繰り返させないため12月8日を記念した集会を開催してきました。しかし今年はコロナ感染第3波の襲来のため、延期することになりました。

宮澤弘幸さんの妹、秋間美江子さんが今年10月25日にアメリカ、ボルドーにて亡くなられました。

「美江子さんを追悼する会」及び「宮澤・レーン事件を考えるつどい(宮澤弘幸が遺したアルバムからみられる宮澤弘幸の人間像)」をコロナの状況を見ながら2月22日の命日近くに開催したいと考えています。

  • 登山する弘幸
  • 弘幸とハロルド・レーンサイクリングに
  • ポーリン・レーンと娘たちと

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追悼 宮澤弘幸さんの妹 秋間美江子さん

2020年11月11日 by admin_okui

 宮澤弘幸さんの妹 秋間美江子さんが10月25日に93歳の人生を閉じられたことが日本で一番親しかった山野井さんに秋間美江子さんの娘さんから連絡がありました。美江子さんは弘幸さんが検挙されてから戦後もスパイの家族として辛い思いをされていました。そのこともあり、55年前に家族でアメリカに移住されました。アメリカではデンバーに留学した日本人の学生に住まいを提供し支援を続けました。兄弘幸の戦争によって破られた思いがそこにあったと思います。秘密保護法の反対を訴え続けるために何度も来日、最近は宮澤弘幸さんの名誉回復を求めるために12年から16年まで3度来道されました。北海道大学の歴史に忘れてはならない北大生が犠牲になったスパイ冤罪事件「宮澤・レーン事件」を広める運動にとってなくてはならない方でした。感謝を込めてご冥福を祈ります。

秋間美江子さん追悼

秋間美江子さんの訃報が、突然入って来た。美江子さんの日本での最大の友人山野井さんからメールが来ていた。間違いない。今年に入ってから少し体調がすぐれないとも聞いて心配をしていた。10月25日、92才。宮澤・レーン事件の北大生、宮澤弘幸の妹としてアメリカコロラド州ボルダーに在住、後半生はスパイとされた兄の無実を訴え、冤罪を晴らすべく病気をおして何度も来日、講演と北大との折衝に、また今日に続く秘密保護法や九条改憲の動きに警鐘を鳴らし続けた。残念至極であり、ご冥福を祈りたい。

秋間美江子さんとの最初の接触は、2014年5月に北大学術交流会館で事件の集いが

開催されたときで、私は質問の手を挙げた。時間切れかと言うときに美江子さんが早く、早くと指名してくれた。事件の当事者の宮澤弘幸・レーン夫妻の遺族がアメリカに在住している事の奇縁と繋がりの有無を聞いた。上田誠吉氏のいう「人間の絆」はもっとも基本的な所で切れていると感じた。その後私は、宮澤・レーン事件を考える会の発足に加わり、事件を

語り続け、二度と悲劇を起さない活動に関わってきた。

 2度目の美江子さんとの関わりは16年12月11日の構成劇と講演の集いであった。準備に余念のない我々に、秋間美江子さんが札幌に滞在中で、11日の事を知って参加の意向が伝えられた。急遽当会と美江子さんとの懇談と名和工学部長との会見(8日)、美江子さんの事件拾遺の聞き取り(9日)、そして11日構成劇終了時の美江子さんの感動的挨拶となった。以降、私たちは新しい資料を送付したり、美江子さんからはカードやお菓子が送られる等交流は続き、ボルドーを是非訪問せよとの誘いもあった。しかしそれを実現することは出来なかった。美江子さんのお気持ちに応えられなかった。

 来年は宮澤・レーン事件80周年であり、幸い当会の申し入れに北大博物館は展示会の開催を受けいれ、協議が始まろうとしている。新しい事実ともども、秋間美江子さんの凛とした姿勢に報いる特別展の開催を手向けにしたい。(宮澤・レーン事件を考える会幹事)

写真で忍ぶ 秋間美江子さん

2014年2月22日宮澤弘幸のお墓に墓参

2014年5月6日札幌集会で山野井さんと

2014年2月22日宮澤弘幸追悼集会(東京)山野井さんと
2016年12月㏧事件から75年周年、北大正門に立つ美江子さん
追悼収集会で話す美江子さん
北大正門前で宮沢・レーン事件を考える会と
考える会の仲間と延齢草で会食
前北大総長に宮澤弘幸の名誉回復と卒業証書の発行、再びこのような悲劇を繰り返させないことを訴えました。
前名和総長と記念写真

2016年12月11日に上演した「宮澤・レーン事件 構成劇エルムに寄せて」の控室で事件の調査にかかわった郷路弁護士と 
「宮澤・レーン事件 構成劇エルムに寄せて」の終了時に感謝の言葉を述べられた美江子さん 予定にないことでした。
もうこの笑顔が見られません。本当にありがとうございました。

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来年の宮澤・レーン事件80周年の活動を話し合いました。

2020年10月25日 by admin_okui

ツアーに参加した方々がエルプラザに集まり、来年の活動について懇談しました。

15時からはエルプラザの会議室で懇談会を開きました。参加はツアー参加者の内23名でした。当会の要望を受け北大博物館は来年80周年を迎える宮澤・レーン事件の史実に基づく企画展を開催、当会も協力をする事の経過が報告されました。それをめぐって会の立場や展示内容をめぐって意見交換が計られました。また事件を語り伝える記念碑求める運動の経過と何らかのモニュメントを要望していくことについても提案があり、いろいろな意見がだされ、今後も課題としていくことが了解されました。

最後に学術会議の6名の任命拒否に対し、戦前の異論封じの体制が宮澤・レーン事件を将来させたことから、抗議文を提出すること、その原案が紹介され、幹事会に託されました。

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秋晴れの北大ピースツアー、宮澤・レーン事件を歩きました。

2020年10月25日 by admin_okui

    クラーク像の前に40人近い参加者が集まり、クラークの精神、教育、等の話を聞きました。
 古河講堂は1906年足尾銅山鉱毒事件を起こした古河 鉱業の寄付で建てられました。林学化の教室として利用されましたが、ここでは韓国党学農民軍首魁や先住民の遺骨が標本室にありました。
1936年(昭和11年)農学部本館を天皇の業在所、大本営として陸軍特別大演習が行われたことを記念して建てられた碑です。しかしここには何の説明案内もありません。
北海道総合博物館には北大の歴史コーナーに『ヒューマニズムの圧殺―宮澤・レーン事件―』というパネルに事件の概要と軍国主義の高まる中、米、独、伊、仏の教員と学生たちが語学研究、文化交流を行ったソシエティ・デュ・
クール(心の会)の説明が書かれている。      
北11条西5丁目にあたる北大構内の今は大木が茂る林はかつて4棟の外国人教員官舎がたっていたところです、ここにレーン夫妻と子供たち、イタリア人のマライーニ一家、ドイツ人のへっかーらが住んでいました。この官舎には学生たちが集う語学の学習、文化交流と親睦を深めた場所です。この日は母親が牧師でレーンさんの奥さんと一緒の刑務所にいて、自分は戦後北大に入り、レーン家でケーキをごちそうになった方から話を聞くことができました。
 近所に住んでいてレーン家にクリスマスに招かれ、プレゼントをもらうのがるのが楽しみだったという方からも 貴重なお話を聞きました。子トリックの神父さんからも事件とカトリックとの関係、カトリック新婦の戦争による牲の話もありました。

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宮澤レーン事件を巡る北大ピースツアー新聞記事に

2020年10月23日 by admin_okui

10月25日の宮澤・レーン事件を巡る北大ピースツアーを知らせる記事が朝日新聞と北海道新聞に載りました。

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菅政権の学術会議新会員候補6人の任命拒否への抗議

2020年10月21日 by admin_okui

                                                  2020年10月25日

菅政権の学術会議会員任命拒否に強く抗議する

宮澤・レーン事件を考える会

代表幹事  山本玉樹(クラーク講座主宰)

      唐渡興宣(北大名誉教授)

      相馬述之(札幌北光教会)

 10月1日、菅首相は日本学術会議の新会員候補6名を除外して任命した。なぜこの6名の任命を拒否

したのか。菅首相は、「総合的、俯瞰的観点に立って判断した」「任命権は首相にある」と言うばか

りで、何ら具体的な理由を述べようせず、学術会議や国民の批判には耳を貸そうとしない。

自民党などでは「学術会議はどうあるべきか」と論点をずらす議論をしようとしている。しかし、

いま問題なのは、なぜこの6名を任命しなかったか、その理由である。理由を菅首相は堂々と述べる

べきである。そうすれば国民は菅首相が何をめざしているのかを理解するであろう。説明しなけれ

ば、菅政権はやはり私たちの考えていた戦後の初心を圧殺する強権的な政権であることを、国民の

前に誰もがわかるように晒すだけであろう。

理由も明らかにせず任命拒否を既成事実にすることは、間違いなく学界に萎縮と忖度をもたらし、

学問の自由を押しつぶし、国策に迎合する学問とそのような社会を招来することになるであろう。

この強権的な政治運営は戦前のような暗い時代の到来を予感させる。学問も教育も経済も社会もす

べてを戦争遂行体制に組み込み、国内にも国外にも莫大な犠牲を強いたあのアジア・太平洋戦争への

反省から戦後は始まった。しかし菅政権は、戦後75年の年に、戦後の初心を潰してしまおうとして

いる。

私たち宮澤・レーン事件を考える会は、1941年12月8日、太平洋戦争開戦の日に北海道大学で引き

起こされた宮澤・レーンスパイ冤罪事件の教訓を学び続け、ふたたびあのような事件を繰り返させ

ないとの思いで活動してきた。大学と学問はすべて戦争の道具にされた。傍若無人に国家権力が

大学に介入し、平気で冤罪を作り上げていった。私たちが強く抗議するゆえんである。

私たちは、今回の措置に強く抗議する。

 

            

                              

                               

                                   

                                    

 

 

 

 

 

 

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保護中: 2021年は宮澤・レーン事件から80年! 北大総合博物館での特別展示が決まる。

2020年10月15日 by admin_okui

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宮澤・レーン事件を考える会 これまでの歩みと課題

2020年9月26日 by admin_okui

考える会発足以前の取り組み

北大生宮澤弘幸「スパイ冤罪事件」の真相を広める会
2013年1月29日 結成・発足 代表: 山野井孝有 山本玉樹
2016年2月22日 組織的活動を中断。代表廃止、幹事会解散
北大との対面交渉は2回(2013年6月、2014 年5月、いずれも三上隆副学長が総長代理として対応)

① 宮澤氏に関する歴史的な出来事を北大としても風化させることなく、後世に語り継いでいく。
② 「冤罪と理解しているということか」の問いに「そういう理解、位置づけで結構だ」。
③ 「二度と戦争を起こさせないとの一点では一致できる」との念押しに、大きな頷きで応える。 
④ 英語教育に貢献されたレーン先生を記念して「北海道大学レーン記念賞」を設けているが、新たに「北海道大学宮澤記念賞」を設ける。宮澤氏が優れた語学力と国際親善の精神を備えた学生だったことを記念し、レーン賞が英語対象なので、宮澤賞は英語以外の語学を対象とする。(2015年度から実施)。

しかし、「心の会の碑(仮称)」建碑と北大の謝罪・責任の明確化は実現できていない

宮澤・レーン事件を考える会の発足と活動

2016/01/24  設立総会

(会の目的)

本会は、北大生・宮澤弘幸「スパイ冤罪事件」の真相を広める会の活動の成果と課題を継承し、
1.宮澤弘幸さん、レーンご夫妻などが弾圧された「スパイ冤罪事件」の真相を究め、広く社会に知らせ、語り継いでいくことを目的とする。
2.戦時下の北大における学生と外国人教師の人間的な交わり(心の会)を顕彰するために「心の会の碑」(仮称)の建立をめざす。
3.ふたたびこのような悲劇を生まないためにも、特定秘密保護法廃止、安保関連法廃止等の運動と連携して活動する。

(組織)

1.本会は、代表幹事の下に幹事を置いて事務局を構成し、幹事会で活動の計画を立て実施する。事務局を札幌に置き、主に北海道を中心に活動を行う。
2.当面会員制はとらず賛同・支援の輪を広げる。会の財政は事業活動と募金によってまかなう。

2016/02/22  荻野富士夫氏講演(2015/12/05)集録『戦時下の言論・思想弾圧-宮澤・レーン・スパイ冤罪事件の背景を考える-』(考える会学習資料NO.1)発行    ※この日、東京・常圓寺墓参・集い(以下毎年)-北大同窓生 2/22 宮澤弘幸命日 
2016/04/08  北大入学式でリーフレット配布
2016/07/16    戦後70年の曲がり角で レーン夫妻を語る 講演:松竹谷智氏
共催 札幌北光教会(以下同)          →12/8集録発
※7/16、円山墓地・レーン家墓参(北光教会主催)に参加(以下毎年)
7/16日ポーリン・レーン命日 8/7ハロルドレーン命日 
2016/12/11   1941年12月8日 その時北大生宮澤弘幸に何が起きたのか 演劇と講演のつどい
構成劇:エルムに寄せて 合唱:北海道合唱団 講演:唐渡興宣氏
  共催 ビーアンビシャス9条の会・北海道(以下同)
380名を超える                   →2017/3/25 DVD・講演録発行

卒業をめぐって

考える会・考える会メンバーと名和豊春次期総長との話し合い
2017/02/16(秋間美江子さん・考える会)、03/29
増田隆夫工学院長との話し合い2017/10/12
名和総長「この問題では、妹さんにもお会いした。他大学でも似たような話が進められており、多くの大学で卒業証書が出されている。他大学がどのようにしてやったか調べていて、認められれば3月に出せる。来ていただけなければ卒業証書をお送りすることになる。」(2017/12/05増田工学院長「工学部としては単位を修得していないので卒業証書は出せない、出すとすれば学長判断になる」「大学側のけじめというのは復学を認めた時点でついている。もし何らかのことを求めるのであれば大学ではなくて国だろう」(2017/12/19)

2017/04/07   北大入学式でリーフレット配布
2017/07/17   宮澤・シーン事件を繰り返させない~レーン夫妻を語り継ぐ集い
        合唱:北海道合唱団 講演:岸本和世氏         →2018/5/3集録発行
2017/12/02   宮澤・レーン事件を考える集い~思想統制と弾圧の歴史から考える
        構成劇「エルムに寄せて」より 講演:宮田汎氏 関連報告:三島徳三氏
           →2018/12/2集録発行
2018/04/06   北大入学式でリーフレット配布
2018/07/14   宮澤・シーン事件を繰り返させない-レーン夫妻を語り継ぐ集い 音楽と講演の集い
         オルガンとフルートのコンサート 三浦いづみさん・川本咲さん
         講演:吉田栄一氏                   →2019/7/16集録発行
2018/10/08   北大ピースツアー 宮澤・レーン事件を歩く
2018/12/09   宮澤・レーン事件を考える集い~大学と教育の歴史に学ぶ
        講演:荻野富士夫氏 特別報告:山形 定

宮澤記念賞をめぐって

2018/12/12   北大への申し入れ(宮澤記念賞の説明文の変更を)
 芳岡洋総務企画部総務課課長補佐
2019/03/25  芳岡課長補佐から電話で回答
「本学のホームページに掲載している宮澤賞の説明文は賞の説明として本学が意図する内容を適切に
表現しているため、貴会からの申し入れ文書の文案に変更することはいたしません。」

2019/02/22  北大・戦後世代をつなぐOBOG会 墓前のつどい(荻野富士夫氏講演)

                                     →2019/11/11発行
2019/04/04    北大入学式でリーフレット配布
2019/07/20  宮澤・シーン事件を繰り返させない-レーン夫妻を語り継ぐ集い
写真と資料でたどるレーン夫妻 中原豊司(考える会)
エルムの絆~オルガンとマンドリンアンサンブルのひととき
       三浦いずみさん・北大アウロラ・OBアンサンブル
2019/10/23  北大ピースツアー 宮澤・レーン事件を歩く(第2回)「北大の記録を訪ねて」
2019/12/08  宮澤・レーン事件を繰り返させるな!「大学と戦争」を考える集い  
        講演 大学と軍事研究の戦前・戦後~大学の戦争責任を考える 池内 了氏
2020/7/25      レ ー ン 夫 妻 を 語 り 継 ぐ 集会
(ビデオ講演とオンライン討論)
講演「ハロルド・レーンの良心的兵役拒否」~戦争から国際友好に向けた努力を~
             講師  吉田栄一(盛岡市)                                        

2020/10/25 北大ピースツアー 宮澤・レーン事件を歩く 37名が参加。  終了後エルプラザで23人が参加し、宮澤・レーン事件を広め、伝え続けるための今後の運動について話し合いました。

   

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宮澤・レーン事件を歩く北大ピースツアー

2020年9月23日 by admin_okui 32 Comments

2018年から始まった宮澤・レーン事件を歩く北大ピースピースツアー

今年はコロナ禍のために博物館以外は建物の中に入ることはできませんが、今年も宮澤・レーン事件にかかわる場所、開校から北大が歩んだ道をたどりたいと思います。

来年(2020年)は宮澤・レーン事件から80年になります。ツアーの後、宮澤・レーン事件を語り継ぎ、二度と戦争による悲劇を繰り返させないためにどうすればいいかを参加者で話し合いたいと思います。ぜひご参加ください。

日時:2020年10月25日(日)13時

場所:クラーク像前集合

懇親会:15時からエルプラザ2回環境研修室において懇談会

昨年のツアーの様子

北大文書館にて井上準教授から宮澤弘幸に関する資料の説明を聞く(資料は宮澤・レーン事件に関する著作を表した上田誠吉弁護士と弘幸の妹、秋間美江子さんから北大に寄贈された)

北大総合博物館前で宮沢・レーン事件を考える会から説明を聞く

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レーン夫妻を語り継ぐ集い:宮澤・レーン事件を繰り返させない

2020年7月21日 by admin_okui 49 Comments

日本では事件のことを語ることのなかったレーン夫妻。しかし吉田栄一氏は、ポーリン・レーンがアメリカで母校のニューズレターに日本での獄中生活体験を報告していることを発見しました(考える会学習資料NO.6に翻訳とともに掲載)。

今回吉田栄一氏はハロルド・レーンについてもアメリカの資料を探し出し、ハバフォード大学を卒業後、クエーカーとして第一次大戦に良心的兵役拒否を貫きどう生きたのか、なぜ日本に来たのかを調査、さらにポーリン・レーンの家族と北大とのつながりについても調べ、新たな事実を見出しています。最新の研究の成果をお聞きします。

 今回は、ビデオによる講演とオンラインによる質疑討論を行います。

講演「ハロルド・レーンの良心的兵役拒否」
~戦争から国際友好に向けた努力を~
講師 吉田栄一(盛岡市)


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レーン夫妻のお墓の掃除と墓前礼拝 2020年7月4日

2020年7月4日 by admin_okui 63 Comments

スパイ冤罪事件、宮澤・レーン事件から79年、ハロルド・レーンが亡くなって57年、ポーリン・レーンが亡くなって54年。今年も円山墓地にあるレーン夫妻のお墓の掃除と墓前礼拝が北光協会主催で行われ、宮澤・レーン事件を考える会から山本代表幹事他3名が参加しました。
ポーリン・レーンはオルガンを教会に寄贈するなど貢献しましたが、戦時中の教会は戦時体制の中で事件を無視し、レーン夫妻とかかわることを避けました。このことを戦後深く反省し、このような悲劇を繰り返させないようにと北光教会は毎年墓前礼拝を実施されています。
指方牧師の礼拝はその思いが伝わってきます。

2020年7月4日 レーン夫妻墓前礼拝 札幌北光教会 指方牧師


札幌北光教会員であったポーリン・レーンさんは、1892年に生を受けました。軍機保護法違反という冤罪によって逮捕され札幌刑務所に拘置されたのは、1941年12月8日。それは49歳誕生日の翌日でありました。懲役12年の刑が言い渡されましたが、1943年に交換船でアメリカへ。しかし戦後1951年に再び夫妻で札幌へ戻られ、ハロルドさんは1963年8月に、そしてポーリンさんは66年7月16日、74歳で召されたのでした。毎年この日に近い7月に、墓前にて記念礼拝を守り、また平和を造り出す祈りを新たにしてきました。今年は逝去後54年(ハロルドさんほ57年)になります。


2015年 いわゆる特定秘密保護法、戦争法、自衛隊のかけつけ警護の追加、共謀罪など国民を統制・萎縮させる体制が着々整えられ、毎年この場に集まる度に深刻の度合いが増している状況を確認させられてきたように思います。
先日、トランプ大統領は、人種差別への抗議運動に対し、教会をバックに聖書を手につかんで、「アメリカは偉大だ」「秩序が大事だ」「略奪したら発砲する」なんて言いました。まるで自分が正義そのものであるかのように、聖書を手にし、神の言葉を政治的パフォーマンスに利用するような姿は彼に対する批判と嫌悪感を増すことに役立ちました。その聖書こそが、「奢れる者の久しからず」「剣を取るものは剣で滅びる」ということを最も良く言い表していることを開いて読むべきです。


「草は枯れ花は散る」ということを改めて強く思わされています。人の言葉は、大言壮語しますが、実際には薄っぺらです。のらりくらりと言い逃れ、どうせ忘れるだろうと言って欺き、隠蔽し、歴史を修正し、記録を廃棄し改竄し、「責任」という言葉の意味が無化され、転嫁されています。しかし、その中で神の言葉は朽ちない、変わらない、告げられた言葉は空しく天に戻らない。わたしたちはその言葉に聴き、その言葉によって行動しなければなりません。
相変わらず力と金を持つ者が物を言う世の中のようです。グローバル化の中で便利さや自由が享受され、更にそれらが追求きれる中で、実ほなんとも不自由で窮屈な生き方に陥っています。経済成長が叫ばれJその先に平和や幸福があるかのような幻想を抱かせつつ、実際は対立や分断を引き起こし、差別や抑圧が深刻となっています。そしてその中で、多くの人を足蹴にきれる状況を嫌というほど目の当たりにしています。

世の国も力も栄も、絶対・永遠というものはないということをわたしたちは知っています。すべては過ぎ去っていく、移り変わっていく、すべてはいわば「暫定的」なもの、プロセスです。
パウロは言いました。「死も命も、天使も、支配するものも、現在・未来のもの、力あるもの、高い所にいるもの、低い所にいるものも、どんな被造物も」、暫定的なものでしかない。それは決して絶対化されない、できないものです。必ず朽ちていくもの。何が真実であるのか、パウロは言うのです。「主イエス・キリストによって示された神の愛から、わたしたちを引き離すことはできない」。わたしたちの拠って立つところは朽ちることのない神の愛、この一点だと示しています。


フィリピの信徒への手紙2章「キリストは神の身分でありながら、神と等しいものであることに固執しようとは思わず、かえって自分を無にして…」 ある人が「無と有」についてこんなことを言っています。「有」というものがあるためには「無」がなければならない。無が有を支えている。つまり、あらゆる有を有たらしめているのは無であり、神は無と表現するのが相応しい、多少極端ですが、なるほどと思います。すべてのものを生かすために、自らを無とされた。それがまさに自らを神に固執せず、自分を無とされたイエス・キリストであり、神の愛です。
忍耐や寛容ではなく臆病で短気な世の中、それゆえいつも激しく移り変わって、常に動揺している世にあって、人は力あるもの、巨大なものを偶像として頼りにします。しかし、神はカではなく、自らを無とするほどの愛によって支え導かれる方です。わたしたちは生も死も静かに貫くこの神の愛に根差しながら、今日を生きていきましょう。そして、この愛を共に生きていく世界を造り出すものとされましょう。

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大学と軍事研究の戦前・戦後~大学の戦争責任を考える集い~:学習資料№8

2020年7月1日 by admin_okui

● 宮澤・レーン事件を考える集い 2019年12月8日 頒価 500円

<p><br>講演 「大学と軍事研究の戦前・戦後」~大学の戦争責任を考える集い~<br>  講師 池内 了 名古屋大学名誉教授」</p>

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大学と教育の歴史から学ぶ  学習資料No.7

2018年12月22日 by admin_okui

講演  よみがえる戦時体制―大学と教育をめぐってー

  荻野富士夫氏(小樽商科大学名誉教授)

特別報告  大学の現場から~「軍産学共同体」か「市民目線の大学」 

  山形定氏 (北大工学研究院教員)

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―宮澤・レーン事件を繰り返させないー レーン夫妻を語り継ぐ その3  学習資料No.6

2018年7月16日 by admin_okui

● 「レーン夫妻を語り継ぐ」その3 2018年7月14日 頒価 500円


講演 レーン姉妹と岩手の宣教師一家   講師 吉田 栄一 元盛岡高校教師
調査報告 ポーリンさんの青年期/送還されても心は札幌に 吉田 栄一


新たに発見された資料 レーン姉妹のアメリカ送還記事、ポーリンさんの日本での監獄生活の証言 ほか

レーン夫妻の5女と6女の双子の姉妹は両親の逮捕後天使病院の養護施設に引き取られ、第一次交換船で帰国の途に。船では英語が不得意の二人は親切な盛岡の宣教師シュレーヤの家族に助けられた。(交換船でで前列5人目6人目双子)(ジュレヤ著「嵐の中で」

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思想統制と弾圧の歴史から学ぶ 学習資料№5

2017年12月20日 by admin_okui

「宮澤・レーン事件を考える集い」2017年12月2日  


思想統制と弾圧の歴史から学ぶ


講演Ⅰ 治安維持法による道内・北大における諸事件を振り返る
 講師 宮田 汎  治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟北海道本部会長


講演Ⅱ 北海道農業研究会事件と学問・思想の自由
 講師 三島 徳三 北海道大学名誉教授

ふたつの講演を聞いて 
宮澤・レーン事件を考える会代表幹事  唐渡興宣


付録 構成劇宮沢・レーン事件「エルムに寄せて」より縮小版DVD

宮田汎氏            三島徳三氏
   
治安維持法による道内・北大における諸事件を振り返る
戦前」の官製農業指導機関「北海道農会」の中で昭和15年設立した「北海道農業研究会」のメンバーが1942年10月に治安維持法違反容疑で逮捕され、実刑判決を受けた事件の真実を語る」

 

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宮澤・レーン事件と「共謀罪」という罪 学習資料No4

2017年7月17日 by admin_okui

● 「レーン夫妻を語り継ぐ」 2017年7月17日 頒価 500円


講演 宮澤・レーン事件と「共謀罪」という罪
~私の歩みとレーン夫妻の縁をめぐって~
 講師 岸本 和世氏 元札幌北光教会牧師


資料  レーン夫妻を語る
    レーン夫妻の思い出

レーン夫妻を語る 岸本氏講演

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戦前の日本と「宮澤・レーン冤罪レーン事件」学習資料No.3

2016年12月11日 by admin_okui

唐渡 興宣(北海道大学名誉教授)

1941年12月㏧北大生・宮澤弘幸になにがお起きたのか?

         構成劇と講演のつどい

講演 戦前の日本と「宮澤・レーン事件」

      唐渡 興宣 北海道大学名誉教授

1 宮澤君はなぜ殺されなければならなかったのか?

2 天皇制にとって最大の敵は自律的人格である。

3 何が特高の逆燐に触れたのか

4 外的行為を通じた国民改造と秩序の維持=支配体制の確立

5 自律的人格の対極にいる無責任な人間=権威主義的人格

6 宮澤君の自律的人格はどこで陶治されたか  

7 宮澤・レーン冤罪事件の再来を許さない

8 宮澤君から学ぶこと生きることの意味ー

9 宮澤君が呼びかけるもの

10 生きることの意味

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保護中: 戦後70年の曲がり角で  学習資料No.2

2016年7月19日 by admin_okui

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戦時下の言論・思想弾 ー宮澤・レーンスパイ冤罪事件の背景を考えるー 学習資料No.1

2015年12月20日 by admin_okui

    荻野 富士夫  小樽商科大学教授

戦時下の言論・思想弾圧 宮澤・レーン事件スパイ冤罪事件の背景を考える。
宮澤、レーン夫妻はなぜスパイの容疑で検挙され、重罪を課せられたのか

日露戦争前に成立した軍機保護法史と思想統制の歴史から宮澤・レーン事件の背景を探り、冤罪が明らかであるにもかかわらずハロルド・レーンと宮澤に15年、ポーリン・レーンに12年という重罪が課せられた謎にせまります。 

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