宮澤・レーン事件を考える会

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2月22日の集会が近づきました

2021年2月18日 by オクイ

朝日新聞北海道版に2月22日の宮澤・レーン事件を考える集いのお知らせが掲載されました。宮澤弘幸さんの妹秋間さんのスパイの妹として生きざるを得なかった辛い人生と日本とアメリカを結ぶボランティアに徹した人生を振り返り、心からの追悼の意を美江子さんに伝えたいと思います。一方宮澤弘幸さんのアルバムから宮澤弘幸の人間像を探ります。アルバムの詩や短歌は、青春を謳歌する若者の純粋な気持ちを表現しています。アルバムから浮かび上がる宮澤弘幸の人間像の強い知的好奇心と世界に目を向けた広い学び、自立した思考と信念に驚かされます。無限の可能性を秘めた弘幸さんの未来は無残にも27歳で断ち切られてしまいました。集会ではそんな弘幸さんを皆さんに伝えます。まだ若干名参加枠があります。希望者はご連絡を。

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今年は宮澤・レーン事件から80年!2月22日に宮澤・レーン事件を考えるつどい開催

2021年1月6日 by オクイ

新しい年を迎えました。2月22日は宮澤弘幸の命日、その日に「宮澤・レーン事件を考えるつどい―宮澤弘幸を語る」を開催します。

 例年宮澤・レーン事件が起こった12月に開いていたつどいをコロナ禍第3波のため延期しましたが、冤罪事件で犠牲になった宮澤弘幸の74回目の命日2月22日に開催することになりました。昨年10月25日に亡くなった弘幸の妹秋間美江子さんの追悼と宮澤弘幸の遺したアルバムから彼の人間像を読み解き、報告するつどいです。日本学術会議会員の任命の拒否、学術会議への政府の圧力が強まる今、宮澤・レーン事件が私たちに教える意味を考えたいと思います。コロナ禍で会場も定員の1/2の約70名となりますが、ぜひご参加ください。

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宮澤弘幸さんの妹秋間美江子さんの訃報が道新の墓碑銘2020に

2021年1月3日 by オクイ

 2020年12月31日の北海道新聞の国内の墓碑銘に秋間美江子さんの写真と簡単な紹介がカラー写真入りで乗りました。7,8年まで宮澤・レーン事件を知る人はほんの少数でした。2012年秋間美江子さんが弘幸さんが遺したアルバムを北大に寄贈し、弘幸さんの名誉回復とこの事件の真相を明らかにする運動は秋間さんなくして存在しませんでした。戦争によって起こったこの事件で兄を失い、スパイの家族といわれ、戦前だけでなく戦後もつらい経験をしたことから、自分のような家族を二度と作らせないと、秘密保護法に反対するとともに、宮澤弘幸の名誉回復を求めて何度も住まわれていたアメリカから来日されました。道新での墓碑銘2020への掲載は私たちの運動の「成果」の反映でもあると思います。また4月17日に亡くなられた元北大総長中村睦男さんは「心の会の碑」建立(2014~5年の取り組み、北大当局拒否)の呼びかけ人人にもなって下さり、さまざまな場面で私たちを激励してくれました。さらに運動を大きくして、秋間美江子さんたちに戦争のない平和な日本を作るために頑張ることを誓いたいと思います。

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学問の自由と思想統制の歴史  

2020年12月14日 by オクイ

思想統制の行きついた先は一学生の冤罪逮捕であった。    

荻野 富士夫

ー12月8日のあかはた新聞記事からー 

荻野富士夫さん(小樽商大名誉教授)は当会の12月8日を記念した宮澤・レーン事件を考えるつどいに2回にわたり、「戦時下の言論。思想弾圧―宮澤・レーンスパイ冤罪事件の背景を考える」(2015)「「大学の教育の歴史から学ぶ―よみがえる戦時体制大学と教育をめぐってー」(2018)と題して講演していただきました。誰もが知ることを話したのをスパイ行為とする冤罪にもかかわらず、宮澤さんとレーン夫妻はスパイ事件ではゾルゲ事件に次ぐ重い刑を課せられた背景について国の狙いを話され、そしてこの事件を戦争下での教育や大学をめぐる状況の中に置いてみることが必要と指摘されました。記事の中でもこの事件は国家・戦争と緊密に結びついた大学のありようと無関係とは思えない、思想統制の行きついた先にあったのは一学生の冤罪逮捕であった。と指摘されています.

荻野さんの記事

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12月8日は宮澤レーン事件から79年

2020年12月13日 by オクイ

 1941年12月8日、午前7時の日米開戦の臨時ニュースを聞いた宮澤弘幸は急ぎレーン夫妻の官舎に向かい「戦争は国と国との出来事、私とレーン先生の間の出来事ではありません。私は先生一家に対する信義を固く守り続けますからどうか信頼してください。」と告げ、席を立ったという。そのことを戦後解放されてから妹の美江子さんに語っています。その直後宮澤弘幸もレーン夫妻も警察に検挙されたといわれていましたが、ポーリンさんがこの日のことを帰国後、出身大学のニュースレターに「日本での監獄生活」として報告していたことが最近分かりました。【宮澤・レーン事件を考える会学習資料7 レーン夫妻を語り継ぐその3)

 レーン夫妻はその日午前8時からの北大の授業に急いで行ったものの、もう指示があるまで教えなくていいと告げられ、帰宅。ポーリンさんはハロルドの父と昼食中に警察が来て検挙され、ハロルドはその時銀行に出向いていて留守だったが帰宅後検挙されました。冤罪にもかかわらず、スパイ罪で懲役15年―12年という重罪を課せられた「宮澤・レーン事件」が引き起こされたのです。弘幸さんは終戦の年10月に解放されたものの、厳しい獄中生活で結核を患い1947年2月22日に亡くなりました。

宮澤・レーン事件を考える会では二度とこのような戦争による悲劇を繰り返させないため12月8日を記念した集会を開催してきました。しかし今年はコロナ感染第3波の襲来のため、延期することになりました。

宮澤弘幸さんの妹、秋間美江子さんが今年10月25日にアメリカ、ボルドーにて亡くなられました。

「美江子さんを追悼する会」及び「宮澤・レーン事件を考えるつどい(宮澤弘幸が遺したアルバムからみられる宮澤弘幸の人間像)」をコロナの状況を見ながら2月22日の命日近くに開催したいと考えています。

  • 登山する弘幸
  • 弘幸とハロルド・レーンサイクリングに
  • ポーリン・レーンと娘たちと

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追悼 宮澤弘幸さんの妹 秋間美江子さん

2020年11月11日 by オクイ

 宮澤弘幸さんの妹 秋間美江子さんが10月25日に93歳の人生を閉じられたことが日本で一番親しかった山野井さんに秋間美江子さんの娘さんから連絡がありました。美江子さんは弘幸さんが検挙されてから戦後もスパイの家族として辛い思いをされていました。そのこともあり、55年前に家族でアメリカに移住されました。アメリカではデンバーに留学した日本人の学生に住まいを提供し支援を続けました。兄弘幸の戦争によって破られた思いがそこにあったと思います。秘密保護法の反対を訴え続けるために何度も来日、最近は宮澤弘幸さんの名誉回復を求めるために12年から16年まで3度来道されました。北海道大学の歴史に忘れてはならない北大生が犠牲になったスパイ冤罪事件「宮澤・レーン事件」を広める運動にとってなくてはならない方でした。感謝を込めてご冥福を祈ります。

秋間美江子さん追悼

秋間美江子さんの訃報が、突然入って来た。美江子さんの日本での最大の友人山野井さんからメールが来ていた。間違いない。今年に入ってから少し体調がすぐれないとも聞いて心配をしていた。10月25日、92才。宮澤・レーン事件の北大生、宮澤弘幸の妹としてアメリカコロラド州ボルダーに在住、後半生はスパイとされた兄の無実を訴え、冤罪を晴らすべく病気をおして何度も来日、講演と北大との折衝に、また今日に続く秘密保護法や九条改憲の動きに警鐘を鳴らし続けた。残念至極であり、ご冥福を祈りたい。

秋間美江子さんとの最初の接触は、2014年5月に北大学術交流会館で事件の集いが

開催されたときで、私は質問の手を挙げた。時間切れかと言うときに美江子さんが早く、早くと指名してくれた。事件の当事者の宮澤弘幸・レーン夫妻の遺族がアメリカに在住している事の奇縁と繋がりの有無を聞いた。上田誠吉氏のいう「人間の絆」はもっとも基本的な所で切れていると感じた。その後私は、宮澤・レーン事件を考える会の発足に加わり、事件を

語り続け、二度と悲劇を起さない活動に関わってきた。

 2度目の美江子さんとの関わりは16年12月11日の構成劇と講演の集いであった。準備に余念のない我々に、秋間美江子さんが札幌に滞在中で、11日の事を知って参加の意向が伝えられた。急遽当会と美江子さんとの懇談と名和工学部長との会見(8日)、美江子さんの事件拾遺の聞き取り(9日)、そして11日構成劇終了時の美江子さんの感動的挨拶となった。以降、私たちは新しい資料を送付したり、美江子さんからはカードやお菓子が送られる等交流は続き、ボルドーを是非訪問せよとの誘いもあった。しかしそれを実現することは出来なかった。美江子さんのお気持ちに応えられなかった。

 来年は宮澤・レーン事件80周年であり、幸い当会の申し入れに北大博物館は展示会の開催を受けいれ、協議が始まろうとしている。新しい事実ともども、秋間美江子さんの凛とした姿勢に報いる特別展の開催を手向けにしたい。(宮澤・レーン事件を考える会幹事)

写真で忍ぶ 秋間美江子さん

2014年2月22日宮澤弘幸のお墓に墓参

2014年5月6日札幌集会で山野井さんと

2014年2月22日宮澤弘幸追悼集会(東京)山野井さんと
2016年12月㏧事件から75年周年、北大正門に立つ美江子さん
追悼収集会で話す美江子さん
北大正門前で宮沢・レーン事件を考える会と
考える会の仲間と延齢草で会食
前北大総長に宮澤弘幸の名誉回復と卒業証書の発行、再びこのような悲劇を繰り返させないことを訴えました。
前名和総長と記念写真

2016年12月11日に上演した「宮澤・レーン事件 構成劇エルムに寄せて」の控室で事件の調査にかかわった郷路弁護士と 
「宮澤・レーン事件 構成劇エルムに寄せて」の終了時に感謝の言葉を述べられた美江子さん 予定にないことでした。
もうこの笑顔が見られません。本当にありがとうございました。

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宮澤レーン事件を巡る北大ピースツアー新聞記事に

2020年10月23日 by オクイ

10月25日の宮澤・レーン事件を巡る北大ピースツアーを知らせる記事が朝日新聞と北海道新聞に載りました。

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菅政権の学術会議新会員候補6人の任命拒否への抗議

2020年10月21日 by オクイ

                                                  2020年10月25日

菅政権の学術会議会員任命拒否に強く抗議する

宮澤・レーン事件を考える会

代表幹事  山本玉樹(クラーク講座主宰)

      唐渡興宣(北大名誉教授)

      相馬述之(札幌北光教会)

 10月1日、菅首相は日本学術会議の新会員候補6名を除外して任命した。なぜこの6名の任命を拒否

したのか。菅首相は、「総合的、俯瞰的観点に立って判断した」「任命権は首相にある」と言うばか

りで、何ら具体的な理由を述べようせず、学術会議や国民の批判には耳を貸そうとしない。

自民党などでは「学術会議はどうあるべきか」と論点をずらす議論をしようとしている。しかし、

いま問題なのは、なぜこの6名を任命しなかったか、その理由である。理由を菅首相は堂々と述べる

べきである。そうすれば国民は菅首相が何をめざしているのかを理解するであろう。説明しなけれ

ば、菅政権はやはり私たちの考えていた戦後の初心を圧殺する強権的な政権であることを、国民の

前に誰もがわかるように晒すだけであろう。

理由も明らかにせず任命拒否を既成事実にすることは、間違いなく学界に萎縮と忖度をもたらし、

学問の自由を押しつぶし、国策に迎合する学問とそのような社会を招来することになるであろう。

この強権的な政治運営は戦前のような暗い時代の到来を予感させる。学問も教育も経済も社会もす

べてを戦争遂行体制に組み込み、国内にも国外にも莫大な犠牲を強いたあのアジア・太平洋戦争への

反省から戦後は始まった。しかし菅政権は、戦後75年の年に、戦後の初心を潰してしまおうとして

いる。

私たち宮澤・レーン事件を考える会は、1941年12月8日、太平洋戦争開戦の日に北海道大学で引き

起こされた宮澤・レーンスパイ冤罪事件の教訓を学び続け、ふたたびあのような事件を繰り返させ

ないとの思いで活動してきた。大学と学問はすべて戦争の道具にされた。傍若無人に国家権力が

大学に介入し、平気で冤罪を作り上げていった。私たちが強く抗議するゆえんである。

私たちは、今回の措置に強く抗議する。

 

            

                              

                               

                                   

                                    

 

 

 

 

 

 

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保護中: 2021年は宮澤・レーン事件から80年! 北大総合博物館での特別展示が決まる。

2020年10月15日 by オクイ

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宮澤・レーン事件を歩く北大ピースツアー

2020年9月23日 by オクイ

2018年から始まった宮澤・レーン事件を歩く北大ピースピースツアー

今年はコロナ禍のために博物館以外は建物の中に入ることはできませんが、今年も宮澤・レーン事件にかかわる場所、開校から北大が歩んだ道をたどりたいと思います。

来年(2020年)は宮澤・レーン事件から80年になります。ツアーの後、宮澤・レーン事件を語り継ぎ、二度と戦争による悲劇を繰り返させないためにどうすればいいかを参加者で話し合いたいと思います。ぜひご参加ください。

日時:2020年10月25日(日)13時

場所:クラーク像前集合

懇親会:15時からエルプラザ2回環境研修室において懇談会

昨年のツアーの様子

北大文書館にて井上準教授から宮澤弘幸に関する資料の説明を聞く(資料は宮澤・レーン事件に関する著作を表した上田誠吉弁護士と弘幸の妹、秋間美江子さんから北大に寄贈された)

北大総合博物館前で宮沢・レーン事件を考える会から説明を聞く

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レーン夫妻を語り継ぐ集い:宮澤・レーン事件を繰り返させない

2020年7月21日 by オクイ

日本では事件のことを語ることのなかったレーン夫妻。しかし吉田栄一氏は、ポーリン・レーンがアメリカで母校のニューズレターに日本での獄中生活体験を報告していることを発見しました(考える会学習資料NO.6に翻訳とともに掲載)。

今回吉田栄一氏はハロルド・レーンについてもアメリカの資料を探し出し、ハバフォード大学を卒業後、クエーカーとして第一次大戦に良心的兵役拒否を貫きどう生きたのか、なぜ日本に来たのかを調査、さらにポーリン・レーンの家族と北大とのつながりについても調べ、新たな事実を見出しています。最新の研究の成果をお聞きします。

 今回は、ビデオによる講演とオンラインによる質疑討論を行います。

講演「ハロルド・レーンの良心的兵役拒否」
~戦争から国際友好に向けた努力を~
講師 吉田栄一(盛岡市)


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