2022年2月22日は宮澤弘幸の無念の死から75年

1941年12月8日スパイ冤罪事件で検挙され、懲役15年で収監され、厳しい獄中生活により衰弱し、1945年10月に釈放されたにもかかわらず、アメリカに留学するという思いを持ちながら1947年2月22日短い人生を閉じました。

2月22日、東京の北大OBOG会は弘幸が眠る新宿常圓寺の宮澤家の墓に墓参しました。山野井孝有さんも参加し、秋間美江子さんとの出会いと思い、あわせて北大総合博物館で開催された特別展の感動を語りました。なおご子息の泰史さんご夫妻もこの日墓参に加わりました。

2013年から2015年までは、2月22日に「北大生・宮澤弘幸スパイ冤罪事件の真相を広める会」が宮澤弘幸の追悼・顕彰のつどいを開催してきました。 2016年からは「宮澤・レーン事件を忘れない!北大・戦後世代をつなぐ0BOG会」がつどいと墓参を引き継ぎました。2020,21年はコロナ禍で中止となり、今年も朝日新聞の記者北大卒の青木美希さんの講演を予定していましたが、またもやオミクロン株の感染で中止せざるを得なくなり、弘幸さんの墓参のみになりました。しかしコロナ禍に負けず、私たちはこれからも北大OBOG会とともに宮澤・レーン事件を二度と起こさせないために頑張っていきたいと思います。

予定していた2.22の集会の案内
新宿常圓寺で宮澤弘幸墓参

今年は昨年12月12日の当会の集会に参加された山野井さんが弘幸さんの妹秋間美江子さんと出会ったきっかけとなった息子の登山家山野井泰史さん夫妻も参加されました。(毎日新聞記事)

最前列 泰史さん 前列左端 山野井孝有さん           3人目は泰史さんの妻妙子さん(北大OBOGの会 泉さん提供)

2.22毎日新聞記事  クリックすると拡大されます。