北海道大学総合博物館で「宮澤・レーン事件」80周年特別展が始まりました。

 12月4日北大総合博物館において「宮澤・レーン事件」80周年特別展開催のセレモニーが行われました。宮澤・レーン事件を考える会の代表幹事、幹事などが集まりました。小澤博物館館長、山本文書館館長の挨拶がありました。お二人からはこの展示が宮澤・レーン事件を考える会の協力を得たこと、上田弁護士の著書によりこの事件が冤罪であることが指摘され、宮澤の妹の美江子さんを中心に事件を繰り返し語り継ぐ運動が広がったことを指摘し、事件を風化させず、資料を通じて事件の現在的意義、戦争について考える機会にしてほしいということが話されました。

テープカットはお二人の館長と、宮澤・レーン事件を考える会の代表幹事 山本玉樹、唐渡興宣、そして昨年亡くなった宮澤さんの妹、秋間美江子さんの遺影も一緒に行われました。その後文書館井上准教授から展示について詳しい説明がありました。

セレモニー会場
小澤北大総合博物館館長
山本北大文書館館長
テープカット唐渡代表幹事の手に秋間美江子さんの遺影が
会場入り口
展示会場
左から山本、唐渡考える会代表幹事井上文書館准教授
展示パネルを説明する北大文書館井上准教授
北大生宮澤弘幸「スパイ冤罪事件」の真相を広める会と宮澤・レーン事件を考える会の発行物も展示