レーン夫妻の墓前礼拝に参加しませんか?

宮澤・レーン事件。1941年12月8日にスパイ容疑で逮捕されたレーン夫妻は、ハロルドに15年ポーリンに12年の刑が言い渡され、服役。1943年第2次交換船で帰国しますが、日本を故郷のように思う二人は、戦後再び北大に招聘され、生涯英語教育に貢献しました。ハロルドは1963年 8月7日、ポーリンは1966年 7月16日に亡くなり、二人は円山墓地に誕生間もなく亡くなった長男と一緒に眠っています。ポーリンさんが北光教会の会員だったこと、戦時中、日本の戦争政策の中で二人に力を貸すことができなかった教会が再び戦争を起こさず、平和な世界を求めることを誓い、毎年北光教会主催で墓前礼拝が行われます。考える会もお墓の清掃をし、墓前礼拝に参加します。

7月15日(土)10時~お墓の掃除  11時~墓前礼拝               集合場所  円山墓地 入口 (中央区南4条西28丁目)  ※龍興寺の環状通を挟んで向かい         

今年は墓前礼拝参加者一同で北大に北大外国人教師官舎跡に案内板、モニュメントの設置を要請する予定です。昨年北大は私たちの要請を拒否しましたが、あきらめず、多くの皆さんの賛同を得て実現を求めていきます。そのためにも札幌を愛し札幌に眠るレーン夫妻のお墓を訪ねませんか?

レーン夫妻と長男のお墓
1987年には秋間美江子さんは、それまで弘幸さんが捕まったのはレーン夫妻のせいと誤解していたことを墓前で詫びました。
指方牧師の礼拝を聞く